駄目人間草子

主にポケモン、ライバルズなど

【ポケモンSVシングル】S11使用構築 最終389位 レート2012.523 蛇蝎龍神将

【はじめに】

こんにちは。久しぶりのシングル構築記事でつ。🐍

アーボックについて】

『翠の仮面』にて追加されたポケモンアーボック。その絶望的に低い種族値から、オコリザルの如く今作で進化し、ガチコブラになるはずだった。

うーんこの。

こんな感じ?
しかし今回の『翠の仮面』ではまだ進化せず、どうやらガチコブラは次回の『藍の円盤』までお預けのようだ。この場合でも「しんかのきせき」は適用されるはずなので、アーボックに適用されるか検証してみたが、最新バージョンにおいても未だバグで適用されていない。現時点では残念ながらエンジョイコブラと言わざるを得ない。

【構築経緯】

開闢から話すこととしよう。月初め、かんちゃろーとアーボック構築の案を少し議論した。アーボックから組み始めるとして、目指すところは、『アーボックの起点を作り、アーボックが起点を作れる構築・アーボックを適当に捨てるのが有効なサイクル構築』である。つまり、アーボックの型は「とぐろをまく」「ダストシュート」(アーボックの起点を作り)、「へびにらみ」(アーボックが起点を作る)型である。
それとは別に、カイリュー・オーガポン・パオジアンなどが跋扈する環境において、安定して勝つためには「ステルスロック」が必須だと考えた。そこでステロ撒きとして、新しく追加されたポケモンであるジャラランガに着目した。その強みについては個別解説のところで詳述する。
ここまでが最初の議論で決まったところであるが、次に、アーボックの起点作りを有効に活かせるポケモンを考えた。アーボックの起点作りは「へびにらみ」だが、「ダストシュート」は確率で相手をどく状態にするということで微妙な逆コンボがある。「まひ」と「どく」の両方を活用できるポケモンとして、「みがわり」の回数を非常に多く稼げる「ポイズンヒールグライオンを思い付いた。ただ、現在主流の「どくどく」「まもる」「みがわり」「じしん」の型では、麻痺の方を上手く活かせない。そこで、「つるぎのまい」型にすることによって麻痺による身代わり残しを一気に勝ち筋に繋げられるようにした。
続いて、アーボックの起点を作れるポケモンを考えた。「とぐろをまく」アーボックの起点は、言うまでもなく「まひ」だろう。麻痺撒きとして、「でんじは」「エアスラッシュ」「はねやすめ」型のカイリューを採用した。このポケモンは麻痺を撒くだけに留まらず、自身もその麻痺の恩恵にあずかることができ、型の匿名性から麻痺撒きを成立させやすい。加えてアーボックの苦手なウーラオスに対して強く、アーボックと相性が良いと言える。
ここまでで、ガチすぎるクマことガチグマ(あかつきのすがた)が重すぎることに気づいた。また、キョジオーン対策がグライオンだけだと「てっぺき」で簡単に詰んでしまうので、マジグマを起点にして3タテを狙えてかつ、キョジオーンにも強いポケモンとして最終的に、「みがわり」「めいそう」持ちのハバタクカミを採用した。この枠はピクシーやクレセリアなども試したが、やはりこのポケモンのスペックは別格だった。
最後に、「まひ」+「アイアンヘッド」コンボができるはがねタイプであり、麻痺が効かないサーフゴーや、ここまでで重いハバタクカミやテツノツツミに強く、「ハサミギロチン」による強引な崩しもできる「とつげきチョッキ」持ちのドドゲザンを採用した。
ここまでで一旦構築の雛形ができた。

割と初期の案
だが使用していくうちに一つの現実に気づいてしまう。それは「アーボックの起点を作る」ことは不可能だということだ。残念ながら相手を麻痺させた程度でアーボックがとぐろを巻く余裕は生じない。泣く泣く「とぐろをまく」を諦め、新たなアーボックの型を模索した。もともと、「いかく」「へびにらみ」による起点作りの才はあるのだから、いっそ起点作りに特化させてみてはどうか。「どくびし」が強い環境であると感じたので、「へびにらみ」+「どくびし」の起点作り特化型とした。その他微調整も加え、最終的に以下のような構築となった。

最終形

【個別解説】

[調整]

160(196)-132(36)-109(156)-×-100(4)-115(116)
H…16n
B…A252ランドの「じしん」を「いかく」込みで最高乱数切り耐え
S…まひ状態の準速スカーフイーユイ抜き=最速ゲチグマ抜き
A…じめんテラスタル2倍「じだんだ」でH252サーフゴーを確1
余り…D

[解説]

蛇。最終的に起点作り型となった。
一応、アーボックのために私は配慮をしたつもりであった。残りの5体で構築をある程度完成させたし、「きあいのタスキ」もアーボックに持たせるために残した。「へびにらみ」「どくびし」だけなら確かにこれで良い。しかしアーボックには最後の仕事が残されていた。それが『アーボックZ』である。『アーボックZ』、それはアーボックが対戦中一度のみ使える必殺技であり、その驚きの効果とは「相手のもちものを奪った挙句、永久しおづけ状態にする」というものである(通称アボZ)。永久しおづけ状態になった者は、交代してもその効果が解けることはない。アボZを使うには、「くろいヘドロ」を持つ必要があり、「きあいのタスキ」を持つことができない。私は『コブラ・パズル』(最適なアーボックの調整を模索するゲーム)を解き、完璧なロジカル・アーボックを実現した。上を取られている相手の攻撃はほぼ何でも耐えるので、確実に起点作りを行うことができる。
特に「どくびし」が強力だった。現環境では構築にどくテラスタルは入れど、元がどくタイプのポケモンが入らないことが珍しくないので、「どくびし」は崩しの手段として有効なことが多い。特に、ガチグマ(ガチ)の対策として「どくびし」+カイリューは非常に有効である。初手ガチグマ(異常)は無理だと思われるかもしれないが、実は全対応である。
※シミュレーション こちらは全て初手どくびし
・「ブラッドムーン」または「だいちのちから」→アーボックが死ぬのでカイリューで「アンコール」。
・「ハイパーボイス」→アーボックが耐えるので次ターン「すりかえ」。
・ノーマルテラスタルハイパーボイス」→アーボックが死ぬかもしれないが、カイリューの「でんじは」が通るようになる。※
「へびにらみ」も強力なはずなのだが、初手でアーボックと対面したポケモンは大体「みがわり」持ちということがわかってきたので、終盤は「どくびし」から入ることが多くなった。「みがわり」から入られても、「いかく」は入っているし、裏のジャラランガカイリューで流すことができるので致命的にはならない場合が多い。
「くろいヘドロ」+「すりかえ」もとい『アーボックZ』は、特に耐久ポケモンを崩す際に重宝する手である。耐久ポケモンの中には毒が効かないものも珍しくない。その中でも例えばキョジオーン・アーマーガア・「ねむる」ヘイラッシャなど、どくタイプで無い場合はアボZは有効である。受けループのヘイラッシャに決めるのが最も強い使い方であった。これが決まると、相手のヘイラッシャは倍逆たべのこし(夜マック)となる。ヘイラッシャが夜マックとなれば、体力管理は非常に厳しくなり、眠っている間に押し切ることが幾分か容易になるし、グライオンTODを見据えることもできるようになる。それでなくても、アーボック最大火力として、アボZは強力だった。
この世界にはでんきタイプやサーフゴーなど、「へびにらみ」を阻止せんとする者が存在する。ここに対抗する最後の切り札が「じだんだ」である。「へびにらみ」をスカされた次のターン、威力2倍の「じだんだ」で相手をぶち殺す。これが私の答えである。この不条理な世界に不満を持つアーボックだからこそなせる芸当だ。サーフゴーに一度だけじめんテラスタル2倍「じだんだ」を撃ってみた。やはりHBだったので耐えられた。交代際にもらった「でんじは」で抜かれ、「じこさいせい」で受け切られた。「くろいヘドロ」でダメージを受けながら、アーボックは静かに、しかし烈しく涙を流した。

[調整]

177(212)-121(44)-146(4)-×-101(44)-155(204)
H…8n+1
D…C252「こだわりメガネ」ハバタクカミの「ムーンフォース」耐え
S…まひ状態のSブースト最速テツノツツミ抜き=準速ガブリアス抜き
余り…A

[解説]

蝎。主に受け崩しとして活躍したが、一致「じしん」+「ダブルウイング」の技範囲は優秀で、普通の構築にも戦えないことはない。
シーズン序盤は相手がテンプレ型しか想定しておらず、安直な『毒無効の浮いてるポケモン』というグライオン対策を破壊し数々のイージーウィンを生み出していた。特にグライオンミラーでTOD勝ちを狙ってくる相手が本当に多くて楽だった。全てのどくまもみがグライ使いに感謝。「ダブルウイング」は連続技なのでまもみがループが成立しない(はがねテラスタルされても相手がB無振りで+6なら低確率だが初撃でみがわりを割ることができる)。徒に「じしん」を撃って油断させながら「つるぎのまい」を3積みし、「ダブルウイング」を刺したときにはもう遅い。相手のグライオンのHPは二度と戻らず、こちらにはA+6で身代わりの残ったグライオンが立ちはだかっている。
流石にシーズン終盤の上位帯となると、グライオンと共にヘイラッシャも同時に選出されていたりでそこまで簡単にはいかなかったが、前述のアーボックで毒菱を撒いたり、ヘイラッシャを夜マックにしたり、ねむるのタイミングにドドゲザンを合わせて「ハサミギロチン」を撃ったりすることで割と純正受けループにも負けなかった。
テラスタイプは最初ははがねで使っていたが若干使いにくかったので、れんげきウーラオス、パオジアン、ヘイラッシャなどに強くなり、弱点を両方とも半減にできるみずとした。

[調整]

182(252)-×-169(68)-128(60)-141(124)-106(4)
HB…A特化霊獣ランドロスのひこうテラバーストを最高乱数切り耐え
D…C特化ヤバグマのノーマルテラスタルブラッドムーンを最高乱数切り耐え
C…D4テツノツツミをステロダメージ(みがわりダメージ)+スケイルノイズで確定1発

[解説]

龍。ステロ撒きとしての採用。
ジャラランガは既存のステロ撒きとは全く異なる独自の耐性を持ち、オーガポンや両ウーラオスに対してタイプ有利であるほか、ほのおテラスタルと特性の「ぼうだん」によってサーフゴーやパオジアン、「じゃれつく」持ちの炎オーガポン、ハバタクカミなどに強くなれる。耐久種族値も高く、初手のステロ撒きとして安定すると考えた。攻撃技として一致ドラゴン技の「スケイルノイズ」と、ほのおテラスタルと相性が良く、ドラゴン技との攻めの補完に優れる「かえんほうしゃ」を無理なく採用できるため、ジャラランガのテラスタルは攻守一体となり、耐性テラスタルながらもディンルーやカバルドンに切るような消極的なテラスタルに留まらないところが魅力である(同じステロ撒きで例えるならキラフロルのくさテラスタル+「エナジーボール」に近いか)。他のポケモンがテラスタルへの依存性の低いもので揃えているので、ジャラランガへのテラスタルは非常に切りやすく、実際このポケモンがテラスタルする機会が最も多かった。またステロ撒きであることがバレにくく、ステロ撒きを阻止されにくい、奇しき赫耀のガチグマのテラスタルを誘発できる、ステロを撒いた後に裏に取っておけば麻痺した相手の上を取って殴っていけるといった点も強かった。
調整の欄を見てもらえればわかる通り、耐久は物理特殊共に非常に高く、ウーラオスの「インファイト」やテツノツツミの「フリーズドライ」をオボン込みで2耐えしたりする。テラスタルを切らずともカイリューガブリアスの「スケイルショット」をオボン込みでギリギリ耐えることが多く、強引に「ほえる」で流すことも可能。
テラスタイプは敢えて流行から逸らすという意味でもほのおにしたが、ハバタクカミにタイプ有利とはいえ大きな打点を持てないのは一つ明確な弱点であった。実際これだと終盤非常によく当たった「でんじは」+「たたりめ」のハバタクカミなどには有利とは言えない。今回は「ほえる」で流してこちらの裏のハバタクカミで上を取りに行く、あるいはドドゲザンを選出することでこの弱点を補っていたが、はがねテラスタルではがね技を持つのも一つの選択肢ではあるだろう。

[調整]

197(244)-×-157(220)-121(4)-122(12)-104(28)
H…奇数最大
S…まひ状態の最速テツノツツミ抜き
B…A特化「パンチグローブ」ウーラオスの「れいとうパンチ」の乱数がズレるところまで
余り…D

[解説]

龍神アーボックの起点を作り、アーボックが起点を作れるポケモン』としての採用であるが、そもそもの単体性能が異常であった。
高い耐久種族値と「マルチスケイル」によって殆どのポケモン相手に「はねやすめ」連打で粘ることができ、この行為が麻痺とも毒とも相性が良い。技構成は完結しており、「でんじは」+「エアスラッシュ」による"突破性能"、「でんじは」+「アンコール」による"起点作り性能"、「アンコール」+「はねやすめ」による"詰め性能"とあらゆる性能が一級品で、加えてこのポケモンの型の匿名性から、特に初回の「でんじは」は通りやすい。今回の構築はあらゆるポケモンが麻痺とのシナジーを有しているため、麻痺とは即ち事実上の死を意味する。連鎖的に次々と麻痺を入れることで相手の構築を崩壊させる、まさに怪物であった。
タイプも非常に優秀で、じめんの一貫を切ったり、両ウーラオスやいわ以外のオーガポンを受けることができたりする。ドドゲザンとの相性補完が極めて良く、ドドゲザンからカイリューに引いて「アンコール」や、ドドゲザンを突破した技を「アンコール」などの強力な択が存在する。
持ち物を「たべのこし」にすることでHP管理が容易になり、行動選択に余裕が生まれやすくなる。また相手を「エアスラッシュ」で突破しながら「マルチスケイル」を回復できる、一部の技(ランドロスの「とんぼがえり」など)で「マルチスケイル」を潰されないなど、「たべのこし」にしかない固有の強みがある。
テラスタイプは全ての弱点を半減にできるはがねとしたが、使用していくうちにこおり技持ちのれんげきウーラオスに強くなるみずや、ドラゴンを無効にできつつ弱点が少ないフェアリーなども候補に挙がると感じた。はがねで拾う試合も多かったので今回ははがねのまま使用した。はがねは素のタイプ・マルチスケイルが残った状態で「アンコール」→テラスタルするかどうか選ぶという全対応のムーブが取れる。

[調整]

161(244)-×-107(252)-156(4)-156(4)-171(4)
かもねぎなべさんの記事を参照。

[解説]

神。先に述べた通りこの枠に求めたのは「ガチグマを起点にして3タテできること」及び「キョジオーンを対策できること」の2つである。この2つの条件を満たすポケモンとして採用した。
採用の決め手は結局のところ、圧倒的な火力・素早さから放たれるタイプ一致「ムーンフォース」の凄まじい一貫性である。使用率の高いカイリュー・ウーラオス・パオジアンはいずれもフェアリー弱点であり、フェアリー打点、ひいてはそれをこの3匹の上から放てるハバタクカミは現環境で安定して勝つのにおいて必須であるとすら感じた。
調整も技構成もかもねぎなべさんのものを丸パクリした。「めいそう」+「いたみわけ」でガチグマを起点にするのが非常に安定し、とても強かったが、この型だと主にほのおオーガポンがきつかったので、配分をCに寄せて「いたみわけ」を「たたりめ」あるいは「シャドーボール」で使うのも選択肢の一つではあると感じた。実際そのような型のハバタクカミをもう1匹育成して用意しておいたがついぞ使用することはなかった。テラスタイプのみず、素のタイプ及び「みがわり」を併せて殆どの先制技に耐性を持てる点も強力であった。
実際にキョジオーンを選出されることは少なかったが、このポケモンはキョジオーンの裏の対面選出にも強く腐りにくいため、こういう駒でキョジオーン対策をすることは大事だと感じた。

[調整]

207(252)-176(36)-147(52)-×-126(164)-71(4)
H…ぶっぱ
B…A特化ほのおオーガポンの「ツタこんぼう」を確定耐え
A…11n
余り…D

[解説]

将。主にハバタクカミ・テツノツツミ・サーフゴー対策。
配分はよくあるHAとは違い、かなりDに寄せている。このおかげで相手のダメージ感覚が狂うことも多く、これで勝ちを拾うことも多かった(例えば「こだわりメガネ」ハバタクカミがフェアリーテラスタルムーンフォース」で突っ込んできたのを耐えて勝ちなど)。火力不足を感じることも無いことはなかったが、A176のドドゲザンを以前から使っていたこともあってかあまり困らなかった。
やはりタイプと種族値が非常に優秀である。カイリューと相性が良いはがねタイプは構築に是非採用したいところであるが、今作のはがねタイプで採用したいと思えるのがこのポケモンしかいなかった。ただ一つこのポケモンについてほかのはがねタイプと比較した致命的な欠点を挙げると、ウーラオスに非常に弱いことが挙げられる。今回は「テラバースト」を採用していないので尚のことである。
技構成はテンプレとも言える4つで、「テラバースト」や「けたぐり」を採用したくもあったがいずれも切れなかった。対ハバタクカミを考えると「アイアンヘッド」、対サーフゴーを考えると「ドゲザン」が必須で、崩しの要素も必要だったので「ハサミギロチン」、そして他の"この手のポケモン"と一線を画す高火力先制技である「ふいうち」も必要だった。
※"この手のポケモン"とは、いわゆる高耐久高火力のヤケモンチックなポケモンである。"この手のポケモン"の強みとして、『後出し性能と突破性能の両立』が挙げられるが、弱みとして、『疲弊しやすく、HPが削れた状態だと仕事ができない』ことが挙げられる。しかし、ドドゲザンは高火力先制技の「ふいうち」があることで疲弊した状態でも仕事ができるほか、ある程度の対面性能も担保される。これがドドゲザンの強みの一つである。※
タイプと特性の「まけんき」によって、サーフゴーほどではないにしろ様々な搦手要素に耐性を持てる。あくタイプなので「いたずらごころ」の補助技が無効、はがねタイプなので毒無効、「まけんき」によって「あまえる」に耐性があるので対ハバタクカミが安定する、安易なランドロスの後投げを許さない、「ねばねばネット」への牽制など、多くの偉い要素がある。
テラスタイプは地面と格闘に耐性を持てる「ひこう」にしたが、素のタイプのままサイクルを回すのが強く、切ることは少なかった。一応エンジョイキルに行動回数を稼ぐことができる。
「ハサミギロチン」は不要な試合では一切撃たなかったが、必要な試合ではたくさん撃った。「ハサミギロチン」は当たれば勝てるし、外せば運を"貯める"ことができるので撃ち得である。だが終盤のこいつは運を貯めるだけ貯めてどっか行った。代わりにアーボックが「でんじは」を避けたりして頑張っていた。

【主な選出パターン】

・真面目サイクル
ジャラランガ+カイリュー+ドドゲザン
・ステロカミ
ジャラランガ+カイリューorドドゲザン+ハバタクカミ
・毒菱カイリュー
アーボック+ジャラランガ+カイリュー
・毒菱カミ
アーボック+ジャラランガorカイリュー+ハバタクカミ
・受け崩し
アーボックジャラランガ・ドドゲザンから2体+グライオン
・勝たない
アーボック+ジャラランガ+ドドゲザン

【終わりに】

久しぶりにシングルで自分としては十分な結果を出せたので良かったです。上手く構築が組めたからか、強いカイリューが使えたからか、久しぶりにシングルが面白いと思えました。麻痺構築の使用は、自らの確かな加害性を自覚することによって、被害者意識が過度に肥大化することを抑制し、道徳的な人間を育成するのに適していると感じました。ここまで読んでくださってありがとうございました。