【はじめに】
初のチャンピオン級
【使用構築】


【コンセプト】
・自立した市民の供与による協調に基づく持続可能な社会の構築。
【構築経緯】
①ハガネール
ハガネールを使いたい。ハガネールの強みは何だろうか?
ポケモンは基本的に長所を伸ばすゲームだ。ここで私はハガネールの最も高い数値に着目した。そう、おもさである。
メガハガネールはその圧倒的おもさ740.0kgとはがねタイプであることにより全ポケモン中最強の「ヘビーボンバー」を使うことができる。デブすぎてかの悪名高きデブ、メガフラエッテにも威力120を出す、つまりガリガリ判定を下すことができる。これは大きな強みと言えるだろう。
ちなみにメガメタグロスはその圧倒的デブにも関わらず「ヘビーボンバー」を覚えないことでその数値942.9kgを全て無駄にしており、実質種族値は-242.9である(たかさはポケモンバトルに関係ない)。このような者をデビー(デブをドブに捨てる者)と呼ぶ。
あとはまあ2番手の数値である防御もまあまあ高いようなので「ボディプレス」でもさせておくことにしよう。
しかしこの程度のことであれば、小太りくらいではあるもののメガボスゴドラや、別に「アイアンヘッド」でいいメガメタグロスにも似たようなことはできてしまう。ではメガハガネールの真の強み、独自性とは何か?
それは「ワイドガード」であると考える。これはボスゴドラもメタグロスも覚えない。自分を守り、味方も守るこの技は、味方に行動回数を「与える」技だ。このとき、ハガネール自身も先述の通り「ヘビーボンバー」や「ボディプレス」で火力を出すことができる点も重要である。すなわちハガネールは「自立」した市民で「供与」の姿勢があり、他者との「協調」関係を結ぶことができる。これこそが「模範的市民」の在り方だ。
昨今は行き過ぎた利己主義や役割主義が蔓延している。自分だけが「からをやぶる」できれば良い、「エレクトロビーム」できれば良い、などと考える者、あるいは自分は壁だけ張っていれば良い、「このゆびとまれ」だけしておけば良いなどと考える市民で溢れたらどうなるか。この二者は一見すると「協調」しているようにも見えるが、実際は二者ともに「自立」していないが故に「依存」し合っている関係であり、これには片方の不在によりもう片方もすぐさま崩れ去る脆弱性がある。一方、市民の「自立」を前提とする「協調」は片方が不在でも簡単には崩れないレジリエンスがあり、これは市民の関係集合体である社会の持続可能性に大きく寄与すると言える。
ここからはハガネールと共に持続可能な社会を構築可能な模範的市民を探していく。
②バンギラス
ハガネールの苦手なリザードンなどのほのおタイプに強く、「すなおこし」によりメガハガネールの「すなのちから」を喚起できるバンギラスを採用。
③ヤバソチャ
前述の2体との相性補完に優れ、「おもてなし」や「トリックルーム」というハガネールと非常に相性の良いサポートができるヤバソチャを採用。
④ユキメノコ
ここまででメガムクホークに対してゲームをする権利がないので、メガムクホークに一番強いポケモンと考えられ、また雨パなどにも対抗可能なメガユキメノコを採用。
⑤ハトム
この枠はカメックスに抵抗でき、また浮いているポケモンをコロコロと入れ替えていた。具体的にはミトム(水ロトム)、サザンドラ、カイリューなどを試していた。「おにび」が環境に刺さっていると考えたのと、当初ヤバソチャに持たせていた「たべのこし」を「ナモのみ」に変更したため、「たべのこし」込みで強く使えるハトム(林ロトム)を最終的に採用。
⑥クッション
この枠は長らくガオガエンだった。ガオガエンは確かに強く、模範的市民であることに疑いない。しかしハガネール・バンギラスと同時選出した際、みず・かくとう・じめんと3タイプも一貫する方向が常にできてしまい、サイクルが成立しない。そこで別のポケモンを採用することにした。みず・かくとう・じめんに耐性を持ち、「いかく」などで高い物理耐久があると望ましい…。そう、ガブリアスである。(ただのフィジギフ)
※非メガのギャラドスが強く使えるビジョンが全く思い浮かばなかった。思うに受け出しができるだけの木偶の坊である。というのもこいつは受け出した後にできることが威力が低く大した一貫性もない「たきのぼり」などの攻撃技を撃つくらいで、ガオガエンの「すてゼリフ」やハトムの「おにび」のような一貫性が高く汎用的に相手に負担をかけられる技がない。つまり林すぎて緩やかに負ける。自立性が足りないのだ。SVレギュCのギャラドスは強かったが、あれはディンルーやモロバレル、ヘイラッシャなどの使用率が高かったという環境的要因が大きいと考えている。
【個別解説】
ハガネール
[調整意図]
HDぶっぱ。補正だけB。
[解説]
ウルトラデブ。
経緯のように技構成を決定していったところSVのザマゼンタのテンプレと全く同じ技構成になった。ザマゼンタの落とし子と言われている。実際S以外の数値傾向はB+1ザマゼンタとかなり近い(おもさも)。しかし私はザマゼンタを使ったことがない(持っていない)ので何の意味もなかった。
技範囲はこれでも存外広い。両半減のイダイトウに対しても「ヘビーボンバー」はそこそこ削りを入れることができる。また「ボディプレス」は「いかく」や「すてゼリフ」の影響を受けないため物理ポケモンながらガオガエンに弱くないのも優秀。
「すなのちから」は「ヘビーボンバー」の火力をさらに高めることができ、発動すれば無振りオオニューラ程度なら余裕でワンパンできる。技威力は偉大。
「ワイドガード」は読みが要求されるので努力の必要がある。一応砂下でメガリザードンYをほぼ完封できるが、特段強い動きではない。
調整はテキトー。Bに振る意味はないだろうが、AとDのバランスを考える価値はあり。Sは下降補正でもトリル下のS関係が変わる相手がそんなにいないのでロトムの「10まんボルト」によるまひを考慮していじっぱりでも良いかもしれない。#誤差 #駄文
バンギラス
[調整意図]
ASぶっぱ。
[解説]
嵐神(あらしん)。
行動保証により自立性を確保するため「きあいのタスキ」。相手によって耐久の高さと耐性を活かしたサイクル要員としての選出と、「きあいのタスキ」と技範囲を活かした雑な削り要員としての選出の両方ができるのが強かった。
技構成はテンプレ。単純に範囲が広く強い。
ずっといじっぱりで使っていたが、終盤最速ニンフィアに抜かれ怒り狂った結果ようきになっている。以降最速が生きた試合は無いし、火力は正義なので多分いじっぱりでいい。一応準速メガバンギラスが抜ける。
「すなおこし」は「すなのちから」発動や天候奪取のみならずダメージ効果も強力で、この特性による供与は非常に大きかった。
B1振りでA特化「くろいメガネ」ドドゲザンの「ふいうち」が44ダメージまでしか入らないので、H1振りなら襷発動後「おもてなし」で回復すればドドゲザンの前でもう1回動ける。 #美しいダメ計 #ガチ有益情報
ヤバソチャ
[調整意図]
[解説]
スタバ。
タイプ・「おもてなし」・「トリックルーム」・「いかりのこな」といったあらゆる要素がハガネールと相性が良い。
「シャカシャカほう」は非常に性能が高い攻撃技で構築で重いミロカロスなどへの打点として重宝した。
特にミロカロス入りの砂パに出したいのでバンギラスの「はたきおとす」意識の「ナモのみ」。
ユキメノコ
[調整意図]
S...最速イッカネズミ抜き抜き。
H…16n-1
B...A180イダイトウ(男)の「いのちのたま」「てきおうりょく」「ウェーブタックル」を82.3%で耐える程度。
D...C194サザンドラの「あくのはどう」確定耐え。
C...余り。前回より3伸びた!
[解説]
凍気の王妃。
重すぎるメガムクホーク・ガブリアス・ジャラランガに対するハードカウンター。雨パなどにもソフトカウンターとなる。
「ウェザーボール」はバンギラスでリザードンに対し天候奪取した際に†突然の死†を与えることを期待して採用したがメガ択・「まもる」択などがあまりに絡みすぎて難しかった。速いポケモンの対面操作技やオーロンゲの先制「すてゼリフ」と組み合わせるともっと強く使えるはずである(元々「こだわりスカーフ」「ボルトチェンジ」ミトムや「こだわりスカーフ」「とんぼがえり」サザンドラと組み合わせて使うことを想定していたもので、シーズン途中まではそれらを採用していた)。しかし「ワイドガード」に引っかからずダブルダメージ「ふぶき」よりやや火力の高いこおり技であることは微妙に偉く、時々相手の想定を崩すことはあった。
「ふぶき」は数々の運勝ちを生み出した。俺も嫌な思いしてるから。
ハトム
[調整意図]
S...準速バンギラス抜き抜き。
余り...総合耐久意識。仮想敵は主に「おにび」の通る物理なのでB補正。
[解説]
林神(はやしん)。
現環境の「おにび」は全然対策されていないため非常に強く、これをそこそこの硬さと速さ、優秀なタイプから撃てるのが強い。
「10まんボルト」は性能が安定しておりワンウェポンながらなぜか全然暇なターンが訪れず強かった。「ひかりのかべ」は対特殊用の技で「かいでんぱ」より必要な手数が少なく済みやすいと考え採用した。別に「ハイドロポンプ」でも良いが、「おにび」と「ハイドロポンプ」を「こうかくレンズ」でもないのに両採用する図太さは持ち合わせていない。
ガブリアス
[調整意図]
H…ぶっぱ。
S...準速フシギバナ抜き。
B…11n
余り...D
[解説]
フィジカルギフテッド。
どこから数値が出てきたのかわからないいかれた耐久と「さめはだ」により高いクッション適性がある「ゴツゴツメット」無き世に生けるゴツメ。「さめはだ」は受け出したそのターンに負担をかけることができ、本来ダメージを与えられないはずの後投げターンにダメージレースを進めることができるのが非常に特異にして強力。
また現環境のじめんタイプはドドゲザン・オオニューラ・ブリジュラスなどの弱点を突けて攻撃面で極めて優秀。じめん技は味方を巻き込まず「ねこだまし」や「ねむりごな」にリスクをつけることができる「じだんだ」とした。
ドラゴン技は積みやトリル展開に嫌がらせができる「ドラゴンテール」を採用したが、コンボが無いとさみしいのでシングルバトルに倣い「ステルスロック」を採用したところ悪くはなかった。相手が守っているターンに合わせると特に強い。リザードンにステロダメージを入れてから砂ダメを1回入れると二度と天候を取られない。
【選出・立ち回り】
基本選出無し。相手に合わせて選出。非メガユキメノコはポケモンではないが非メガハガネールは戦えないこともない。が、同時選出は避けたい。
立ち回りで重要なのは漫然とダメージレースをするのではなく相手の後発を予想しHP管理をする(被弾する相手の技と自分のポケモンは選ぶ)こと。そのための「まもる」。例えば相手の後発がフラエッテなのにハガネールのHPを減らしすぎると負けるのでちゃんと半分くらいのHPは残しておくみたいな。ヤバソチャを選出しているときは「おもてなし」・「トリックルーム」・「いかりのこな」で被弾のコントロールがしやすい。上手いことやりくりしましょう。
【おわりに】
最終チャンピオン級素直に嬉しいです。あとこのバンギラスはスカウト初色違いなのも嬉しいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。




























