駄目人間草子

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【ポケモンSVシングル】単体考察 ものまねハーブボーマンダ

【はじめに】

オーガポン等解禁後のS10環境で使っていたボーマンダボーマンダはオーガポンの対策として極めて有力ですが、型の開発が進んでいない感じがあるので一つ紹介しようと思います。

【型紹介】

[調整]

いじっぱり 191(164)-183(92)-114(108)-×-101(4)-138(140)
S…1舞で最速テツノツツミ抜き
H…16n-1
B…A特化炎オーガポンのツタこんぼう+じゃれつくを威嚇・ステロ込みで確定耐え
余り…A

[解説]

ボーマンダは特性の「いかく」及びそのタイプにより炎オーガポンに有利なサイクルを形成できる。同じタイプのカイリューと比較して、主に二つの強みがある。
1.飛行テラスタルに依存せずに飛行打点「ダブルウイング」を持つことができる。
2.カイリューの「マルチスケイル」は炎オーガポンの「かたやぶり」や「ステルスロック」で無効化されるのに対し、ボーマンダの「いかく」は無効化されることなく安定した物理耐久を確保できる。また後続のサポートにもなる。
まず、1の強みにより、ボーマンダカイリューと違い更に耐性を反転させる防御的なテラスタイプを採用することができる。そこではがねテラスタルを採用し、「じゃれつく」や「でんこうせっか」に耐性を得たり、岩オーガポン相手にも選出しやすくしたりした。
次に、2の強みにより、ボーマンダは持ち物に必ずしも「あつぞこブーツ」を採用する必要がないため、更にオーガポン耐性を高められる「ものまねハーブ」を採用した。オーガポンがテラスタルで強引に突破しようとしてきた際に、「おもかげやどし」を逆利用することができる。副産物として「まけんき」持ちに対しても強気に選出することができるほか、カイリューなどとの「りゅうのまい」の積み合いにも強くなる。
以上より、オーガポンに対してかなり強めのサイクルパーツ兼積みエースとして機能すると言えるだろう。勿論、オーガポンに対して何度でも受け出し安定とまではいかないが、相手からは見えないこちらのはがねテラスタルや「ものまねハーブ」を併せると、かなり有利に立ち回れるはずである。
同タイプのカイリューと同じく、はがねタイプのポケモンと相性補完が優れている。「ステルスロック」持ちのはがねタイプである、エンペルトやドドゲザンなどと組ませると特に強そうだと感じる。

【おわりに】

冒頭で述べた通りボーマンダには可能性を感じるので開拓が進めばなーと思います。使いたい人は是非使ってみてください。