「【はじめに】
ごきげんよう。私は7世代までほぼシングル一筋でやってきた者ですが、今作からダブルも始めてみました。中々面白いものですね、割と勝てますし。そんなわけで割と勝てるダブルの構築を記事として認めておきましょう。
【構築経緯】
サークルの先輩であるSNOWさん(@BlueYossi)の記事
ダブルバトルを始めるなら今! ガラルから始めるダブルバトル - 雪解け道。
この記事に載っているバンドリを使ってダブルを始めてみたのですがこれが強いこと強いこと。使っているうちに思ったのはバンドリはすなあらしの天候パというよりすなかきドリュウズをエースとしたスタンパであるということ。ドリュウズもバンギラスも単体で一線級に強いのです。
これを参考にして、私が強いと思ったポケモンやらなんやらを入れて構築を組んでみた結果がこちらでございます。
特に面白いギミックがあるわけではありませんが、単体で強いポケモンで固めてあるので選出・立ち回り・対応の幅は広いと思います。
このパーティで最高順位2桁にも届きました。
以下、常体にて詳細。
【個体紹介】
・カットロトム@ウイのみ
おくびょう ふゆう
157-×-127-126-127-151
(252-0-0-4-0-252)
10まんボルト エレキネット リーフストーム おにび
採用理由はウォッシュロトムと同じく水タイプに有利でありながら、ウォッシュロトムに有利であること。高い草打点を持っているのも強み。特にウォッシュロトムの動きが制限されるトリトドンに対して強く立ち回ることができる。またふゆう無しでも地面等倍なため、かたやぶりドリュウズにもそこまで弱くない。逆に弱点としては、炎氷抜群・飛行等倍であることとリーフストームの使い勝手が悪く、雑に撃ちづらいところか。
臆病HSは動きやすく、技構成により多彩なことができるが、サポート役として運用するよりは、電気技や草技による役割遂行を重視した運用をしがち。特にこの構築はウォッシュロトムやトリトドン、ガマゲロゲなどが重いので、そういった相手には大事に温存しておかなければならない。
・アーマーガア@たべのこし
しんちょう ミラーアーマー
205-110-126-×-145-90
(252-20-4-0-212-20)
ちょうはつ ブレイブバード はねやすめ おいかぜ
採用理由は何と言っても優秀な耐性。数値も高めで、ドリュウズのダイアースやダイスチル、ウインディやロトムのおにびを組み合わせれば相手を詰ませることも容易だった。更に特性のミラーアーマーも優秀で、主にダイマックス技による能力ダウンの影響を受けずに立ち回ることができる。
持ち物は居座りが多く、詰ませ性能が高くなることからたべのこし。技構成は高威力でダイマックスするとS操作もできるブレイブバード、回復のためのはねやすめ、S操作のおいかぜ、そして便利なちょうはつを採用。これによりサマヨールなど補助技主体のポケモンの機能停止を狙えるほか、アーマーガアやナットレイなど相手の耐久ポケモンにも強くなり、アタッカーに対してもまもるの択を無くせるなど幅広い活躍ができた。
・ドリュウズ @きあいのタスキ
ようき すなかき
186-187-80-×-85-154
(4-252-0-0-0-252)
いわなだれ アイアンヘッド 10まんばりき まもる
この構築のエースアタッカー。適当にダイマックスして殴っているだけで大ダメージを与えつつ自分と味方の耐久を上げることができるのでダメージレースで優位に立つことができる。ダイマックス無しでも勿論強い。すなかきが発動したドリュウズの上を取れるポケモンはほぼ皆無で、でんじはも無効。耐久は低いように見えて、耐性が優秀でダイマックスで耐久を上げることができるのであまり気にならない。
技構成は基本的なもの。圧力の高いポケモンのまもるは強い。持ち物は行動保証のきあいのタスキ。これによりストッパーの役割も果たすことも可能。
・ウインディ@バンジのみ
おくびょう いかく
197-×-100-120-101-161
(252-0-0-0-4-252)
まもる バークアウト おにび もえつきる
便利枠。いかくもちで、高い素早さから物理にはおにび、特殊にはバークアウトができるのでコントロール性能に長け、腐りにくい。ダイマックスポケモンは耐久が通常の2倍となり、普通に攻撃して倒し切るのは困難なため、弱体化させ、置物化させるという手は強力だった。
技は、相手の弱体化のためのおにびとバークアウト、瞬間火力が高く、命中安定で、耐性を変えられる炎タイプの遂行技でもあるもえつきる。主にトリルやおいかぜに対する時間稼ぎのためのまもる。
基本的にパーティの全員がダイマックスする可能性があるが、ウインディだけは一度もダイマックスしたことが無かった。だが一度だけ、ウインディがダイマックスをしていれば勝てていたであろう試合はあった。
・ミロカロス@オボンのみ
ひかえめ かちき
202-×-99-167-145-102
(252-0-0-252-0-4)
りゅうのはどう だくりゅう まもる こごえるかぜ
採用理由はかちきによるいかく持ちに対する牽制と、水タイプであること。バンドリは2匹とも物理アタッカーであることを考えると、威嚇に対する牽制はやはり欲しい。また、バンドリはバンバドロやカバルドン、ドサイドンなどの高耐久のじめんタイプが重いので、ここに対して高い打点を持つポケモンを採用したかった。従ってこのミロカロスはサポートや耐久ではなく、アタッカー型。
技構成は、全体攻撃のだくりゅう、S操作および全体攻撃のこごえるかぜ、主に縛り解除のためのまもる、そしてドラゴン技のりゅうのはどう。りゅうのはどうは、この構築で重めなドラパルトやサザンドラ、ウオノラゴンに対する打点となり、ダイドラグーンとして撃てば威力も十分、追加効果で物理の弱体化も狙える。少なくともこの構築にはマッチしていると感じた。
調整はとりあえずHCぶっぱとしているが、特に素早さが足りずに困る場面が多く、もっと良い調整があるかもしれない。
・バンギラス@こだわりスカーフ
ようき すなおこし
176-186-130-×-120-124
(4-252-0-0-0-252)
採用理由は勿論すなおこしもあるが、トゲキッス、ドラパルト、サザンドラ、ヒートロトムなどに強いという相性補完的な側面もある。今作からのS操作の仕様変更により、すなかきが天候がすなあらしとなったターンに即時発動するようになったため、以前よりすなおこしが強力となった。数値が高く、型が読まれにくいのも強み。
持ち物は低い素早さを補うこだわりスカーフ。素早さが低いとは言っても、スカーフ込みで現環境の大体のポケモンは抜くことができる。高い攻撃と素早さから放たれる一致いわなだれは強力。バンギラスの型の読まれにくさから奇襲にもなる。代わりに耐久は普通のバンギラスに比べると落ちているが、ダイマックスすることで補うことも可能。
技構成は一致技2つと、攻めの相性補完が良く、ダイマックスで強力な追加効果を持つダイナックルとなるばかぢから、ダイマックス中にダイウォールをしたい場面が割とあるので、補助技のステルスロックを採用した。別の技でも良いと思う。
【おわりに】
ダブルバトルを本格的にやったのは始めてですが、割と上手くなったと思います。強いと考えているポケモンがまだいるのでまた新しい構築を組もうと思っているところです。では、また。