駄目人間草子

主にポケモン、ライバルズなど

【ポケモン剣盾ダブル】S14使用構築 最終レート1853 141位 プクリンバッドスタッフ

【はじめに】
最終1900は乗れなかったけど言い訳をさせてね。今期デフレだろ。1850でも上位0.何%とかには入ってんだろうから記事書かせろ。というかそもそもプクリンはシーズン8とかで惜しいところまで行ったんだよダダリンと一緒に。もうこれは俺は立派にプクリンを使いこなしたってことなんだよな。

【構築経緯】
プクリンの強みとはなんでしょうか?
なんと言ってもまず圧倒的な対ドラパルト性能の高さでしょう。ダイホロウもダイドラグーンも無効で、しかも横に撃たれてもかちきが発動します。ダブルのドラパルトはシングルと違ってダイマックスが無いと弱いですから、プクリンを前にしたドラパルトは、なす術がないのです。
そして、このポケモンはなんとを覚えます。でも皆さん、「サイドチェンジを覚えるポケモンなんていっぱいいるし、まあプクリンが覚えることもあるやろなあ」くらいに思っていないでしょうか?そうではないのです。このポケモンのサイドチェンジはトクベツなのです。それはサイドチェンジを覚えるポケモン一覧を見てもらえればわかります。
サイドチェンジを覚えるポケモンは、大体エスパータイプやゴーストタイプのポケモンたちです。さらにこれらのポケモンは、トリックルームを覚えることも多いです。そしてこれらのポケモンの弱点は、ゴーストタイプやあくタイプです。では、ゴーストやあくに耐性を持つポケモン――あくタイプのような――でサイドチェンジを覚えるポケモンは?そう、プクリン系統、ただ一つしかいないのです(なぜか虫耐性まである)。
すると一体、何ができるのでしょうか?従来、サイドチェンジとトリックルームは同時に撃てない技でした。トリックルームを覚えたポケモンがサイドチェンジも覚え、しかしポケモンは1ターンに1回しか行動できないからです。つまり、たとえトリックルーム役にサイドチェンジをされても、そのターンはトリックルームまではされないので、素直にトリックルーム役を倒しに行ったり、ちょうはつをしたりし続ければ、少なくともトリックルームは防ぐことができたわけです。トリックルームとサイドチェンジは、高々片方(Either Trick Room or Ally Switch)だった――従来までは。プクリンはその理を覆しました。プクリンがサイドチェンジをし、トリックルーム役がトリックルームをする。これによって、今まで不可能だったトリックルームとサイドチェンジの両方(Both Trick Room and Ally Switch)を実現できてしまったのです。
これはトリックルームパーティにとって革命といえるでしょう。「トリックルームだけは食い止める」従来の対策法は、もはや通用しません。すると、トリックルームパーティを組むにあたって、性能に優れたトリックルーム役と、トリックルームさえ張れてしまえば、圧倒的な制圧力を持つ、プクリンと相性の良いエースが欲しいです。トリックルーム役に超高耐久で安定感のあるクレセリア、そしてエースにプクリンの苦手な鋼や毒に強く、威嚇に弱いのをプクリンのかちきで補完できる、アローラガラガラを採用しました。
ところで、いくらプクリンがあくタイプに近い耐性を有しているからと言って、構築にあくタイプを入れないのはかなり危なっかしいものといえるでしょう。あくタイプには、エスパー・ゴースト・あくの一貫を切る、いたずらごころの補助技を無効化するなどの重要な役割があります。そもそもプクリンの耐久は見た目よりもかなり脆く、耐性受けとしても絶対の信頼を置けるものではありません。しかし、安直に強いあくタイプを採用すると一つ問題が生じます。それは構築の見た目がドラパルトに強くなってしまうことです。これではドラパルトが選出されず、せっかくのプクリンの強みを活かしきれません。そこで、あくタイプにはあえてドラパルトに弱いサザンドラを採用します。ちなみに、このポケモンとガラガラの相性補完は抜群です。一貫する技が、ひこう・いわ・ドラゴンしかありません。これは何を意味するのでしょうか…?この話は後に回しましょう。
トリックルーム役がクレセリアだけでは、「たとえクレセリアが刺さっていなくても、トリックルームを張るために選出しなければならない」という状況が頻発し、苦しいものです。ここでいう「クレセリアが刺さっていない状況」とは、「あくタイプやゴーストタイプのポケモンが多く、すぐ倒されてしまいそう」あるいは、「ちょうはつやふういんなどで、すぐ機能停止させられてしまいそう」な状況です。ゴーストタイプやあくタイプのポケモンに強めで、ちょうはつなどをされてもすぐに機能停止しない、アタッカー性能のあるポケモンが望ましいでしょう。この条件に合致するトリックルーム役として、ミミッキュを採用しました。ここまでで重いカプ・レヒレにも、ウッドハンマーで打点を持つことができます。
最後に、ブリザポス、メタグロスランドロスなどのポケモンたちに繰り出して鬼火を入れたり、エレキネットでのS操作ができたり、カプ・レヒレテッカグヤなどに対して見た目を少しでも強くできたりする補完としてウォッシュロトムを採用しました。
――こうして並びが完成するまでに、幾度もプクリンクレセリアのサイドチェンジで窮地を脱してきました。そして気がつけば、私はもう後戻りができないほどに、サイドチェンジの闇に魅入られていたのです。
ふふふふふふふふふっ…ふはははははははははっ…!そうとも!この世界はサイチェンが支配し、サイチェンを中心に世界は回っている!だからオレは、サイチェンを習得できる全てのポケモンから守るを外し、サイチェンを仕込み、このポケモンの性能も悪ければ、道徳的にも悪いバッドスタッフで、環境に闇を振りまいてやろうと思ったのさ!
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【個体紹介】

プクリン@いのちのたま(かちき・ひかえめ)

215( )-×( )-97(252)-150(252)-71(4)-65( )

だいもんじシャドーボール/サイドチェンジ/マジカルシャイン

ぽけっとふぁんくしょん!

革命のサイドチェンジャー。サイドチェンジとトリックルームの両方を、実現させ得るポケモン。世界で一番、ドラパルト強いポケモン。かちきやまけんきというのは見せ合いで存在しているだけで強いという面がある。ガオガエンのようなポケモンは立ち回りを安定させやすいポケモンで好まれるが、そういったポケモンを初手から出すのを安定にさせないというのは偉い。特化でも火力が足りないので珠。攻撃するたびにありえない珠ダメージを受けてとても嫌な気持ちになる。ドラパルトや威嚇勢、ウーラオスなどの役割対象には物理が多いので、Bぶっぱ。技構成は採用理由のサイチェン、一致フェアリー技のマジシャ(ムンフォは覚えない)、フェアリー技の補完の文字、レイスポスに撃ててホロウが裏のサポートになるシャドボ。

クレセリア@ナモのみ(ふゆう・ずぶとい)

227(252)-×( )-189(252)-95( )-151(4)-105( )

ムーンフォース/てだすけ/サイドチェンジ/トリックルーム

ぽけっとふぁんくしょん!

覚醒のサイドチェンジャー。この前のファイファイクインのときは完全に漬物石だった彼女だが、努力値の振り直しと、技や持ち物の見直し、そしてプクリンなどによって晴れて救われた。持ち物などはサークルの後輩の記事を参考にして、悪ウーラオス返り討ち型にした。強いサークル員が入ってくれると、参考にできて嬉しい。
note.com

明確な調整先が思い当たらなかったのでHB特化。前世代までのシングルでゴツメクレセを使い倒していたのでダメ感が掴みやすい。サマヨールよろしく、”耐えちゃダメな集中”みたいなのを耐えるので凄まじい。

ガラガラ炎霊@ふといホネ(のろわれボディ・いじっぱり)

167(252)-145(252)-130( )-×( )-100( )-66(4)

じしん/フレアドライブ/サイドチェンジ/ポルターガイスト

ぽけっとふぁんくしょん!

殺戮のサイドチェンジャー。このポケモンは本当に火力がやばい。具体的にはダイホロウでH振りレヒレ75%で即死する。弱点保険の発動の手間なしにこのレベルの火力を出せるポケモンは他に類を見ない。ダイマックスが終わった後も高威力の技を繰り出すことができる。しかも耐性がおかしなことになっており、サザンドラともウォッシュロトムとも、雅・サイチェンを組むことができる。別にプクリンとも普通に雅だし、クレセリアともなぜか雅である。最近のポリゴン2はこのポケモンに打点がなく、フレドラでかなり押し切れるのも評価点。環境に刺さっていたと思う。ゴースト技は火力を求めてポルターガイスト。手ぶら相手にポルターガイストを撃ってしまうやつは結構やった。サブウェポンはバンギやガエンへの打点となりダイアースで特殊耐久を強化できる地面技とし、こちらに浮いてるポケモンも多いので全体攻撃ができ、命中安定であるじしんとした。またプクリンとの行動順を明確にするために、こちらにS4振りしている。

サザンドラとつげきチョッキ(ふゆう・おくびょう)

167( )-×( )-110( )-177(252)-111(4)-165(252)

だいちのちから/バークアウト/りゅうせいぐん/ゲップ

ぽけっとふぁんくしょん!

まるでガラルファイヤーをそのままドラゴンにしたかのような耐久のサザンドラ。ガラルファイヤーとサザンドラは実質の合計種族値が同じである。これはいささか不条理なことであるのだが、注目してほしいのはSである。ウーラオスを抜いている。そしてダイドラグーンで確1である。水と悪は半減で、ウーラオスの格闘技は急所に当たらない(と信じられている)ので格闘弱点とはいえダイドラグーンを撃てば例え襷でもそこまで悪いようにはならない。そしてこのポケモンも耐性がおかしなことになっているので、バナコーなどのパーティなどにありえない良耐性で立ち向かえたりできる。技構成が凄いことになっているが、これは最大限の打ち合い範囲を意識したもの。相性微妙でもバークアウトあるいはダイマックス技のバフデバフで有耶無耶にできる。都合が悪くなればすぐサイチェン、ならぬ都合が悪くなればすぐダイマ。エルフ相手にダイアシッド、ノラゴンバンギ相手にダイドラグーン、レヒレロンゲ相手に漢ダイアシッドから入ってそのまま試合に勝利したりもした。スペック自体は高く、腐っても600族であった。

ミミッキュ@たつじんのおび(ばけのかわ・ゆうかん)

159(228)-156(252)-104(28)-×( )-125( )-90( )

かげうち/じゃれつく/ウッドハンマートリックルーム

ぽけっとふぁんくしょん!

今作のダブルバトルをプレイされていてこのポケモンについてあまりご存じでいらっしゃらない方が多いようです。ミミッキュはサン・ムーンで初登場したポケモンで、特性ばけのかわが特徴のポケモンです。この特性により、ミミッキュ一旦ばけのかわを剥がなければ倒すことができないという点が強力です。私は7世代のダブルに明るくありませんが、シングルでは登場直後から高い人気を誇っていました。当時主流の型はつるぎのまいを積んで戦うアタッカーです。これは今作のシングルにおいても変わりなく、また物理アタッカーの性質上、ダイホロウが強力で、このポケモンは早急に処理しなければならない、強力なアタッカーとして認知されています。しかし、今作のダブルバトルをプレイされている皆さんの多くは、ちょうはつをしてきたり、カプ・レヒレやガラルファイヤーで悠長にも積んできたり、皮を剥がさないまま延々と放置してきたりと、正しい対処の方法を知らない方が多かったように見受けられます。慣れないポケモンで仕方ないことなのでしょうが、この際正しい対処の仕方を覚えておくとよいと思います。

ロトム水@オボンのみ(ふゆう・ずぶとい)

157(252)-×( )-167(196)-125( )-127( )-114(60)

サイドチェンジ/おにび/ハイドロポンプ/エレキネット

ぽけっとふぁんくしょん!

洗濯のサイドチェンジャー。耐性を活かして主に物理アタッカーに繰り出して鬼火をしたりサイドチェンジをしたりしてダイマックスを枯らす。また、エレキネットでS操作をしながらじわじわと相手を削る。調整はまずH252、S-1のウツロイド抜きまでSに振り、残りをBとした。ここまでSに振ってもレヒレを抜けたことはあまりなかったように感じる。電気技にエレキネットを採用している主たる理由は、S操作ではなく、ガラガラのせいだったりする。

【終わりに】
シーズン終盤は、相手の行動の傾向がわかってきたので、自分が(純粋な)サイドチェンジ択を仕掛ける際は、必ず2ターン連続でサイドチェンジを選ぶようにしていた。これには何の合理性もないが、この行為がかなり勝ちに繋がったと感じる。そんな統計は自分で試合数を重ねる以外に知りようがない。これでポケモンが”上手く”なったというわけではないが、”勝てる”ようになるために対戦数を重ねるのは大事だと思った。
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