【コンセプト】
ムーンブルクやスノードラゴンなどの特技を手札に加える効果を利用してリソースを確保しつつ、ゼシカ固有の強力なユニット・特技及びテンションスキルで盤面を圧倒する。デッキ外特技やまもののツボのランダムユニットを利用して、相手の想定の外から柔軟に対応する。
【採用カード】
・プチマージ
ゼシカ固有の優秀な1コストユニット。リソースが重要でないマッチでは序盤に出して相手のユニットと相打ちしたり除去を切らせたりできる。ミラーなどリソースが重要なマッチでは最低でもシンクロレベル2が発動するまでは温存し、他カードとのくっつきで出すことで強力な盤面を作りながら死亡時効果でリソースを回収することができる。
・ベラ
ぶっ壊れ1コスステルスコストインチキカード。エマ。コスト3以上の特技を2回撃つだけで1MPの得だが、コスト3以上の特技が多く採用されているこのデッキにおいてそれは容易であり、ステルスに触れるデッキも多くなく、仮に処理されてもこのカードはたったの1コストであり相手が損をしている可能性が高い。
序盤に出してまもののツボを1ターン早く撃ったり、終盤では複数の特技を1ターンで撃ってビッグターンを作ったりと様々な使い方ができる。コストダウンによってムーンブルクレベル3の効果を妨害する、バーバラの打点が足りなくなるなど都合が悪くなった場合は適当に相討ちしてしまえば良い。
ムーンブルクのレベル2とは1点オールに巻き込まれたりヒーロースキルのコストダウンの値も下がってしまったりと何かと相性があまり良くないので、レベル3になるまで手札に温存しておくのも一つの手。
・ピオラ
序盤にムーンブルクレベル1を進めながら後にテンポロスを回収できるカード。終盤は余った1コストで撃つことができるほか、ゲルニックやバーバラとの相性が良い。
コストダウンの対象は主にツボ・魔導・ガイア・リーズレット・ウルノーガといった高コストカード、ベロニカ・ベラ・スライムスノー・ゲルニックなどのくっつきによってバリューが上がるカードなど。ツボ・魔導は1コスト下げてもムーンブルクレベル3の効果が変わらず発動するのでその点でも相性が良い。
高コストの特技を軸としたデッキと相性の良い英雄。ゼシカの場合、まもののツボや魔導召喚などの特技で盤面を作ることができ、マヒャド・乙女の気まぐれ・双竜打ちなどの3コストの特技も優秀、スノードラゴンで高コストの特技を手札に加えることができる、テンションスキルも強力とこの英雄に非常にマッチしている。
レベル3がとにかく強い。常時MPが1多いようなものであり、テンションも非常に回りやすくなる。レベル2も小回りが効いて中々。無理をしてレベルを進める必要はあまりないが、できれば早く進めたい。
・スライムスノー
メラ系を採用できない代わりに、特技ダメージが付いた2/2のわらいぶくろ。
特技ダメージは乙女の気まぐれや双竜打ちとデッキ内の特技と相性が良いのはもちろん、スノードラゴンなどから引けるAOEと組み合わさることで凶悪な性能を発揮することがある。(稲妻雷光斬・煉獄魔斬・ばくれつけんなど)
ドロー効果も優秀で、最悪2ターン目に2/2のわらいぶくろとして投げても最低限の活躍はしてくれる。
総じて2コストで小回りが効くのが優秀。
・まじょ
3/2のステータスに魔法使いの特技1枚が付いてくる。単純に序盤の2まじょ3デンタorスノドラのテンポムーブがそこそこ強い他、後半でも魔力の息吹でドローできたりと優秀。
魔力の息吹を取るのはドローしたくなったとき、それ以外は基本ランダム特技を選ぶ。序盤の魔力の息吹はただのテンポロスで弱い。
・大魔女バーバラ
特技と組み合わせることで小型除去・中型除去・大型除去・バーストとあらゆることがたった2コストで可能な超パワーカード。ツボや魔導召喚などと組み合わせて大型ユニットを除去しテンポスイングを起こすのが特に強力で、ムーンブルクレベル3のMP回復効果がこのユニットの使いやすさに拍車をかけている。リーダーへのダメージは小数点以下切り上げ。
・双竜打ち
3コストの複数除去カード。1枚の理由は単純に枠が足りないからであり2枚採用も大いにアリ。配置にかかわらず確実に2体にダメージを与えることができ、クセが少なく使いやすい。
・デンタザウルス
シーゴーレム。3コスト以上の特技の多いこのデッキにおいては条件が発動しないことはほぼなく、実質的にヒーローを付けなくても効果が発動するシーゴーレムの上位互換のようなカードである。3/2/6におうだちの強さは今更語るまでもない。
・乙女の気まぐれ
ゼシカ版塔のタロットのようなカード。ムーンブルクレベル2やスライムスノーと合わせてイエティを取れる。どちらの効果も強いが無闇に小型に2ダメージドローを撃ってこのカードを消費してしまうと中型以上に対応できなくなる場合があるので注意。
相手のムーブを歪ませ、こちらのペースを掴むためのカード。除去の豊富なこのデッキではラプソーンの憑き先を処理しやすい。また魔王系であるのでランダム特技で邪悪な祈りなどの魔王系シナジーのあるカードを引いた場合に強い。
・天才魔法使いベロニカ
れんけい効果とテンションスキルで除去をしながらリソースを補充できる。相手が小型を並べてきたときに特に強い。メラ系を採用していないこのデッキにおける貴重なバーンカードでもある。基本的にはれんけいで出すが、後半はれんけい無しでもマヒャドなどと合わせて単純にリソース補充としても使える。「戦闘以外のダメージ」にはムーンブルクレベル2や相手のコスモスライムの死亡時効果なども含まれる。調子に乗ると手札が溢れるので注意すること。
・マヒャド
メラ系を採用できない代わりに後列にも撃てるまわしげり。ピラミッドなどの多面展開を一気に返すことができるこのカードは貴重なので切りどころは熟考する必要がある。デッキ外から3枚目のマヒャドを持ってくると相手の想定の外から撃つことができ、楽しい。
5コストのシステムユニット。中盤、相手の盤面が弱いところにポンと置いてしまうのが最も強い。4/6を簡単に処理することは難しく、特技を組み合わせなければ取れない場合が多い。その場合でもテンションが上がって強い。況や処理されずに残った場合はめちゃくちゃ強い。状況次第でツボよりこちらの方が強く見受けられる場合があるのでうまく見極めよう。
メラ系を採用できない代わりに3/4/3の高スタッツに高コスト特技カードが付いてくる。提示された3種類の中から選べるのが優秀であり、状況に応じて的確なカードを手札に加えることができる。メラゾーマ・マヒャド・まもののツボなどのゼシカのカードはもちろん、タロットコンバート・活性の秘奥・バイキルトのツボなど他職業のカードで強力なものも多い。配色濃厚の場面でもとりあえずこのカードを出してみよう。自分もバラモスエビルカミュ相手に絶望的な盤面からスノードラゴン産の逆転への兆しで勝ったことがある。
・リーズレット
メラ系を採用できない代わりに6/5/4に確定除去が付いたパワーカード。どんな大型ユニットでも無力化することができ、変身除去なのでウドラーやラプソーンなど強力な死亡時効果を持つユニットに強い。さらに相手の盤面に氷塊が残る効果は相手の盤面を1枠潰して不自由にすることができ、ザオの杖やウドラーなどの復活効果を妨害し、ラプソーンとの相性も良い。ただし氷塊をブロックやウォールに利用される場合があるので注意。対ククールにおいては、セーニャの効果発動に利用される可能性もあるので墓汚しも兼ねて氷塊は早めに倒しておくのが良いかもしれない。
・竜将ドラゴンガイア
縦列除去&足止め効果を持つ大型ユニット。デンタザウルスの項で述べたとおりこのデッキにおいては実質条件無しのようなものであり、自身の効果によって出した次のターンも生き残りやすい。単純に6/6は相手にとって脅威である他、足止め効果でターンを稼ぎ、相手の盤面にユニットが溜まったところをマヒャドなどで一掃するといったコンボも可能。攻守共に使える優秀なカード。
・まもののツボ
今弾追加のゼシカの超強力な特技カード。6コストで6-7コストのユニットを選んで召喚時効果も込みで出すことができる。6コストと書いてはいるがベラでコストが下がったりムーンブルクのレベル3でMPが回復したりテンションが上がったりするので破茶滅茶なコストパフォーマンスで大型ユニットを出すことができ、さらにその大型ユニットはレジェンドカードだろうが他職業だろうがお構いなしに選ぶことができる。魔軍司令ホメロス・悪霊の神々ベリアル・オリハルゴンなどのレジェンドカード(ゼシカ三人衆)はもちろん強力で、低レアのカードでもソードイド・ヌーデビル・まおうのかげなど強めのユニットはいるし、言ってしまえばおにこんぼうなんかも全然強い。
不利な盤面でも返せる可能性があるので、配色濃厚の場面でもとりあえずこのカードを使ってみよう。自分もピラミッドアリーナ相手に2点オールを出さなければ負けの場面でこのカードでアイラを引き、1枚目のBETで稲妻の剣を装備して2枚目のBETで破壊し、2点オールを出して勝利した。
・ウルノーガ&ウルナーガ
れんけいで大型除去ができる大型ユニット。盤面を処理しながら6/6を出して盤面を作れることがコンセプトとマッチしており、テンションの回りやすいこのデッキでは使いやすい部類。ラプソーンと同じく魔王系なので魔王シナジーとの相性も良く、このデッキには合っていると思ったが、環境次第では他のカードでも良い。
・魔導召喚
ゼシカを支える高コスト特技。ムーンブルクとは特に相性が良く、5/4三体に加え1MP回復・テンション+1・1ドローまで付いてくる。1枚で莫大なアドバンテージを取ることができる、まさに絶対的なフィニッシャー。レベル2では弱いので、このカードを出すまでにレベル3まで進めることが大事。
【不採用カード】
序盤に引けた場合は強いが終盤は基本的にムーンブルクレベル3の方が強く、張り替えることがないので不採用。
・イオ
双竜打ちに比べて刺さる場面が限定的で、特技ダメージ+1やムーンブルクレベル2が組み合わさることが前提のようなカードなので不採用。
・デスフラッター
メラ有りとは違い、テンポロスをしてまで特に探したい特技があるわけではないので不採用。
・やまびこの心得
デッキが無限になりファティーグ対策になるが、ミラーですらファティーグ勝負になることは稀で、ファティーグで負けるマッチがあまり見受けられないので不採用。
ボード勝ちしているときには強いが、ボード負けしているとき弱すぎる上、このカードの有無で勝敗が決まるマッチがあまり見受けられないので不採用。
・踊り子マーニャ
特技をハンドに加える効果は強く、ユニットを下に送る効果も弱くないが、引くこと自体が勝ちにつながるメラ系カードは入っておらず、いずれの場合も相手に公開するので、引いた特技をケアされたり下に送ったユニットをケアされなくなってしまうのが弱いので不採用。
・残響のようじゅつし
勝っているときにしか出す余裕がなく、過剰に勝つカードなので不採用。
・メイジポンポコ
5ターン目にレベル3になっていることは稀で、5ターン目に3/5を出すだけでは少々頼りなく、6ターン目以降はツボなど他のムーブの方が強い。メラやメラミなどがあるメラ有りとは違い特技ダメージを活かせるのは基本8ターン目以降と遅く、マヒャドが入っているのでツボや魔導召喚を確定サーチできるわけでもないので不採用。
5コスト4点は少々重く、4点でとどめを刺さなければゴーレムが出てこないのが弱く、効果で出てきたゴーレムが試合を左右することも稀なので不採用。
・はしりとかげ
ゼシカの回復は強いのは確かだが、ハッスルダンスと同じくこのカードの有無で勝敗が決まるマッチは少ないので不採用。
・ケトス
メラ有りと違い細かい打点調整が不可能で効果発動を狙うのが難しいので不採用。
【マリガン】
・確定キープ
ムーンブルクの王女・ベラ・ピオラ
・場合によってキープ
スライムスノー・まじょ・デンタザウルス・スノードラゴン・まもののツボ
・後手のみキープ
ラプソーン・天才魔法使いベロニカ
・アグロ〜ミッドレンジデッキ相手
プチマージ
・コントロールデッキ相手
魔導召喚
・対アリーナ
双竜打ち・乙女の気まぐれ
【立ち回り】
うるせ〜知らね〜ランダム要素で展開変わりすぎて決まったプレイとか無いんじゃ(書くの疲れた)