初めまして(?)。よーよーと申します。S5お疲れ様でした。今期も最終2000越えを達成できたので記事を書きました(できなくても書いてます)。読んでいただけると幸いです。今回使用した構築は以下のようなものです。
フシギバナ、リザードンを軸にした構築を使ったので次はカメックスだろということでメガカメックスからスタート。ところが前述の2匹と違いカメックスは無限にサイクルを回し続けることができるポケモンでもなく、サイクルを崩すほどの決定的な火力があるわけでもないので、カメックスが不利なポケモンに対して切り返すことを意識して組んだ結果このような並びになりました。カメックスが活躍できるように組んだわけではないので、カメックスの選出は控えめになってしまいました。まあ活躍するときはするのですが。また、途中で命中安定技をメインに据えたポケモンで固まっていることに気づいたので、そのまま一切の命中不安技を採用せずに構築を完成させました。全て命中100あるいは必中です。
それでは個別紹介です。(以下常態)
げきりゅう ひかえめ 252-0-0-252-0-4
メガ前 186-92-120-150-125-99
メガ後 186-110-140-205-135-99
この構築の軸。技構成と努力値振りは有名な方のパクリ。悪波が欲しいところは若干あったがこの技構成が一番強くて使いやすいと思う。思ってた1.3倍くらいは火力がありしっかりした耐久もあり遅すぎるわけでもなく、易々と隙を見せるようなポケモンでもないので使いやすいのだが、環境が悪い気がした。不利なポケモンをざっとまとめると、ミミッキュ、カプ系、水電気草。特にみずタイプに負担をかけることが難しく、レヒレなんかとサイクルをしていてはジリ貧になってしまうので、裏で切り返すことを意識した。とはいえ、起点作りのポケモンに隙を見せないという点がかなり強く、そう言ったポケモンが初手に出て来た際には数的有利を取ってからスタートできた。
ビーストブースト おくびょう 4-0-0-252-0-252
185-×-67-179-151-170
パワージェム 10まんボルト ヘドロウェーブ サイコキネシス
切り返し要員その1。対リザY、ガモス、マンダ、草、電気、フェアリー。有利なポケモン・削れたポケモンを倒しビーストブーストで特攻を上げてそのまま全抜きを図る。技は岩、毒技のパワージェム、テテフ意識でヘドロウェーブは確定。鋼に通る、ゲッコウガを倒せる可能性もある10まんボルトも確定。サイコキネシスの枠は正直なんでも良い。ステロ、草結び、めざパあるいはどくどくもありかもしれない。ただめざ氷個体しか持ってないのでめざ炎、めざ地を試せなかった。後述のカバルドンとの相性が良く、砂によって少々強引な特殊への後出し、カバルドン→ウツロイドによって電気タイプにボルチェンを撃たせず有利対面を作ることが可能。コケコにこのムーブをした後はエレキフィールドに乗じて10万を撃つこともできる。ただしやはりギルガルドなどの鋼タイプがいると出しづらく、選出は控えめ。
・ウルガモス@クサZ
ほのおのからだ ひかえめ 4-0-0-252-0-252
161-×-85-205-125-152
めざめるパワー氷 かえんほうしゃ ソーラービーム ちょうのまい
切り返し要員その2。対水、草、鋼。この構築の主要な勝ち筋となりうる重要なポケモン。自慢のクサZでみずタイプ、カバルドンを一撃で葬り数的有利を取る。また蝶の舞を積めば耐久の甘いバンギラスを葬ることも可能。炎技は安定性を取って火炎放射。めざ氷によってランドに高打点があり、マンダでも止まらない。ランドロスに初手めざ氷を撃って出落ちさせたこともしばしば。ただしクサZは一度きりしか撃てないので、撃つタイミングは慎重になる必要があった。偶発対面でクサZを警戒されることはまずなかったが、こちらが水タイプにウルガモスを死に出し、あるいは無理に後出しした場合は怪しまれるので死に出しするときは長考するふりなどの工夫をした。ギルガルドやテッカグヤなどの重いポケモンを見る役目もあり、選出は多かった。ほのおのからだで焼いたおかげで勝った試合もあり、すっかり好きになった。
すなおこし わんぱく 252-0-252-0-4-0
215-132-187-×-92-67
ステルスロック なまける じしん ふきとばし
物理受け。特に対ミミッキュ、バシャーモ、クチート、ガルーラ。死ぬほど重いミミッキュ対策ポケモンだが、困ったら雑に選出していた。このポケモンで詰めて勝つ試合も結構あり、重要なポケモン。怠けるで物理を受けるほか、ステロでガモスやツルギの全抜きのサポートをし、ふきとばしで起点を回避しつつ昆布する。氷の牙が欲しい場面はかなりあったが、技スペが足りない。欠伸は択になる(と思っている)し、フィールドで無効化されるし、不要。バシャバトンはふきとばしでイージーウィンできた。HB特化なので、物理耐久は信用可能だが、特殊耐久は全く信用不可能なので、注意する必要があった。
・カミツルギ@アクZ
ビーストブースト ようき 116-76-4-0-92-220
149-211-152-×-63-172
切り返し要員その3。対水、地面、ミミッキュ、受けサイクル。調整は他の人のやつをパクった。対水タイプがウルガモスだけでは無理なのと(特にギャラ、マリルリ)、一貫がやばい地面タイプに強い枠、及びミミッキュに強めな抜きエースとして採用。副産物として受け構築に強い(熱湯火傷、ふきとばしエアームド、テッカグヤ、モロバレルは無理)。こいつでリフブレ撃ってたら終わってた試合もまあまああった。ゲンガーやギルガルドが怖くてアクZにしていたが、結局カミツルギでそいつらを相手することは少なく、本当にアクZが良かったのかは諸説。ノーマルZ、カクトウZなどもありだと感じた。耐久は信用可能だが、肝心の火力が信用不可能な悩ましいポケモン。
バトルスイッチ いじっぱり 156-252-4-0-12-84
シールドフォルム 155-112-171-×-172-91
ブレードフォルム 155-222-71-×-72-91
補完枠。対ガッサ、テテフ(明確に想定しているのはこいつらくらい)。調整はまたパクリ。元は襷ゲンガーだったが、ヘド爆の毒引かないとガッサで半壊し襷潰れたらスカーフテテフで終わる上にそもそもテテフは落とせるか怪しいというのは流石にまずいということでガルドに。ゲンガーに初手催眠された憤慨からラムにしていたが、そこから催眠ゲンガーをギルガルドで相手することはなく、また初手に誘導できていたはずのガッサが型バレしてるのかレベルで初手に出てこなくなったので、ゴーグルに戻した。ガッサは対面処理どころか後出しから起点にすることさえ可能である。後は一応テテフに後投げできる枠として。だがサイコフィールドを展開されるだけでも辛い。
基本選出とかはないです。カメックスで補完に優れた並び(カビマンダなど)を崩していずれかのエースを通す、カバとウツロでサイクル、カバでステロ撒いて起点を見つけてガモスで全抜き、サイクルの中で隙を見つけてツルギで全抜きみたいな感じで勝ちパターンは多めです。
きついポケモン 列挙します。
・ミミッキュ…言わずもがな。カバルドン後出しも怪しいところではあるのでなるべく不利対面を作らないようにするしかない。
・カプ・テテフ…ギルガルドを出せれば良いが、パーティ単位でギルガルドがガンメタされてることもあり、またギルガルドでも何度も受け出すことはできない。
・カプ・コケコ…カメックスはもちろん、ウルガモスやカミツルギも超火力で飛ばされてしまうのでウツロイドを出せないときはカバルドンで真っ先に処理することを心がけた。
・バシャーモ…カメックスが削れると膝で死ぬ。カバルドンは特殊相手だと厳しい。何より2体とも自慢のクサZで死ぬ。
・ガブリアス、ランドロス、マンムー、ホルード…地面無効どころか半減すらいないのでギルガルドなどで不利対面を作ると非常にまずいことになる。カバルドンも起点にされたり、つららばりを撃たれたりで辛い。
・ゲッコウガ…カメックスで勝てるかもしれないが、草結びされるかもしれないし、他の技で突っ張ってくるかもしれないし、と種々の技を考慮すると面倒。ミズZでいろんなポケモンが死ぬ。カミツルギもめざ炎で死ぬ。
・ジャローダ、モロバレル…いずれもガモスで起点にしづらい草タイプ。カミツルギでも基本勝てない。ジャロゴーリのジャローダの方が辛い。
・ギルガルド…基本有利なのがウルガモスだけ。いかにウルガモスで頑張れるか。
・エアームド、テッカグヤ…単体ならウルガモスでどうにでもなるが、裏にガモス受けが控えてる場合が多い。エアームドは吹き飛ばしや吠えるで積んだカミツルギやギルガルドを流せること、テッカグヤは特防が高くカメックスでも処理が面倒なことも苦戦する要素。
・ボーマンダ…こいつがいるとカミツルギを通すのが非常に難しくなる。先に展開されるとまず勝てない。
・リザードン…Xと分かればカバルドン、Yと分かればウツロイドを出せば良いが、そう上手くはいかない。カメックス、ウルガモス、カミツルギ、ギルガルドはいずれも不利。
・ヒードラン…ウルガモスが通せなくなる。カミツルギでも積んでいない状態で一撃では倒せない。カメックスやカバルドンで早急な処理をしたい。
・アシレーヌ…襷に勝てるやつはいない。アシレZも不利対面を作ると大惨事になる。
・マリルリ…ウルガモスやウツロイドがアクジェで縛られる。カミツルギも交代読み馬鹿力で散る。カバルドンで頑張れなくはない。
・ギャラドス…メガよりもヒコウZが問題。1舞ヒコウZでカミツルギが死ぬ。カバルドンがガン起点。メガで無いとわかればウツロイドで殺せるが、そんなことは不可能。
・ブラッキー…ギルガルドによる崩しが通用せず、一撃で倒せるポケモンも居らず、あくびを撒かれて面倒。基本一体は犠牲になる。
以下敬体
全く違うパーティで三期連続最終2000越えできたのはよかったです。来期は何か使いたいポケモンがいるわけでもなくウルトラサンムーンも受験前で買えないので暫くポケモンはやらないかもしれません。勉強モチベもちょっと上がってきてます。ここまで読んでくださりありがとうございました。